山で一番恐ろしいのはなにかって、よく訊かれますが、たぶん、熊。
最近ニュースによくあがっていますが、なんであんなに人が襲われるようになってしまったのでしょうね。ですが、私の知る限りですが、
10年前だって、ほぼ同じくらい恐ろしい存在であったのは確かです。元旦に赤城山の地蔵岳に上ろうとして、熊が怖くて、茂みが風でうごめくだけで怖くて、元旦の記念すべき一登目なのに撤退したのは、残念至極。当時だって、かなり熊は怖かったし、尾瀬の東電小屋の近くから初めて熊を見て、当時よくわからず写真に収めたりなんかしてそのうえ、道に備え付けてある鐘をガンガン鳴らしてみたりしたのに熊は立ち去らず、同行者に「熊はな、時速40km以上のスピードで走るからな、今こっちへ向かってきたからって逃げても追いつかれるから、ま、ダメだろうな。」なんて言われて、ドキドキしたのを覚えています。
タイトルの山の雷ですが、上の地蔵だけより数年後でトレーニングに黒檜山に登ったときのことです。そのときは、やまに夢中で、テント装備を背負ってがんばってのぼれるトレーニングをしようとザックにテント装備をめいっぱい詰め込んで準備をしました。ま、黒檜山ですから1時間で上がって2時間で駒ヶ岳方面を巡って降りるスケジュール。昼を吉野家で食べていざ出陣。
昼から上るのは「ばか」か、「なんとか」と友人に言われつつ、ていうか大丈夫でしょというか、正直「登らないと、、、、、いられない、、、、山の病みたいな、、」という感じで登り始めました。
ガシガシ高度を上げていき、頂上。湯を沸かしてコーヒーを飲んで最高のひととき。不安なのは、ここまで大勢とすれ違うも、頂上には人は無し。
それは、自分以外は、全員下って、降りてしまっているという事実。考えると、、それは、この、大きな山に、自分一人しか、いないことを自覚することになります。
ま、それでも、いつもの、黒檜山。だいじょうぶでしょう。と、思いながら下山します。いつもと違うのはその後すぐ、やってきました。
下山開始して10分後くらいです。にわかに、遠くから稲光と、小さな落雷の音が聞こえました。
ん? 音が聞こえるということは、10km以内ということです。それは、雷雲の下にいると言うことと認識ました。まさに、いま、ここに、落雷があってもおかしくはないという現実を、つきつけられています。
これ、このあと、たぶん、やばいね。。。。 →失踪遭難か?!! へ、つづきます。

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